中国政府、中国企業による重要インフラへのマイクロンチップの使用を禁止 from engadget.com

中国のサイバーセキュリティ規制当局は、中国企業が米国のメモリメーカーであるマイクロン・テクノロジーからチップを購入することを禁止した。
ロイター通信によると、中国サイバースペース局（CAC）は日曜日、同社の製品が国有銀行や通信事業者を含む中国の重要な情報インフラに「重大なセキュリティリスク」をもたらしていることが判明したと発表した。
この禁止措置は、中国が3月下旬にマイクロンの輸入見直しを発表したことを受けて行われたもので、当時は米国政府が近年中国の半導体メーカーに課した制裁への報復とみられていた。
中国市場は同社の年間収益の約10％を占めているが、マイクロン製品を中国に輸入している企業の大半は世界の他の地域で販売するデバイスを製造しているメーカーである。
この禁止措置は、米国と中国の間で半導体技術をめぐる対立が激化する中での最新の展開である。